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権現岳アプローチ
佐久方面から141号を使用した場合は、清里付近から八ヶ岳高原ラインに入る(現在は全線無料)。観音平への分岐は道
標があるので心配ない。高原ラインからは右折で入る。急坂だが全線舗装されており、道路終点が観音平となる。小淵沢
方面からはインターを降りて八ヶ岳方面へ直進すれば良い。高原ラインとの交差点も直進すればそのまま観音平に到着。 観音平の駐車場は満車になりやすい。満車の場合は路肩に路上駐車するしかないので交通の妨げにならないようにする
こと。
権現岳
編笠山と権現岳は八ヶ岳南端に位置する山群。三ツ頭やギボシなどと併せてひとつのファミリー的雰囲気を醸しだしている。また、奥深い地域にあって秘峰などと呼ばれる山々と異なり、キャラクター的には明朗活発。中央自動車道や周辺の国道、或いは山々から常にその姿を視認することが出来る。山容は変化に富んでいて深い樹林、草原、お花畑、岩場などなど様々な要素がバランス良く整っておりとてもお買い得感のある楽しい山。
観音平の駐車場です。早朝五時前でなんとこの状態。両サイドはほぼ埋まっています。観音平は早朝着が鉄則のようです。
駐車場付近の案内板です。登山道や遊歩道の概念が判りやすく示されています。
こちらはちょっと古い案内板。・・・この絵を頼りに八ヶ岳に登ってしまう人はいないと思いますが、かなり大雑把な雰囲気重視の案内板。
道標に従ってまず編笠山に向かいます。
さすがに人気コースは道標が多いです。
登山道も迷うような場所はありません。
「雲海」に到着。名前のとおり茅ヶ岳方面には雲海が。
雲海の標高は1880mほど。
更に登山道は針葉樹林の森へと入っていきます。
小広い平地に出ると押手川です。小さな流れがあって好ましい雰囲気ですが、これは残雪期までのことなのでしょうか。
この押手川周辺で標高は2100mほど。
編笠山の原生林は「やまなしの森100選」という大変有難い森のようです。自治体主導の○○100選って全国でどれくらいあるんでしょうね。
押手川から編笠山への直登ルートと青年小屋への巻道ルートの二つに分岐します。気持ちの良い場所だったのですが、無作法な中高年グループに辟易して逃げ出すことにしました。
これが「やまなしの森100選」の佇まい。
登山道には立派な道標が随所に設置されており道に迷うのは困難。
次第に背後の展望が広がります。
編笠山は火山特有の露岩が重なり合った山体。樹林帯に覆われた地面は案外複雑な様相を呈しています。
山頂が間近かになると登山道の傾斜も尋常ではないです。
うれしい青年小屋の看板。要するに販売チラシの類なんですが、設置場所が絶妙でかなり精神的に励まされます。
編笠山山頂。疲れも吹き飛ぶとはこういうことですな。・・・実際、かなりの強風で疲れた体そのものが吹き飛びそう。
編笠山2524mから望む今回の主役権現岳。
権現岳の左肩からは八ヶ岳の核心部が堂々とした姿を見せています。写真は赤岳と阿弥陀岳。その間に横岳が顔を覗かせています。
振り返れば、南アルプスの山々が屏風の様に連なっています。写真は北岳と甲斐駒ケ岳。
残雪の残る登山道を進むと眼下に青年小屋が見下ろせます。途中、露岩帯を抜ければ青年小屋に着きます。
青年小屋の様子。編笠山と権現岳に挟まれた小広い鞍部に建っています。
青年小屋前の道標に従っていよいよ権現岳に向かいます。
編笠山を越えてきた身体にはちょっと堪えるノロシバへの登り。
振り返ると編笠山が端正な姿で聳えています。
見上げるとギボシの岩峰と権現岳が望めます。
ノロシバの標高は2530m。
ギボシを目指して岩くずの斜面を登ります。
鎖場も出現。
振り返ると編笠山も見下ろすほどの高さ。
この辺りから登山道はギボシの山体を巻くように進みます。
権現岳が正面に見えてきました。稜線を行き交う登山者の姿がはっきりと確認できる程度の距離。
あっ・・・渋滞してます。
渋滞現場・・・確かにすれ違うにはちょっと怖い。
小さな鎖場が連続します。
稜線に到着。勿体無いので浮石に注意しながらギボシに向かいます。
ギボシから赤岳方面の景観です。
山頂には野仏が三体ほど鎮座していました。いつ頃のものなのでしょうか。
ギボシからの下りは真下を登山道が通過しているので落石厳禁です。ギボシで出会った山岳部らしい若者たちはマナーが素晴らしくて気持ちが良かったです。
権現小屋脇からひと登りで縦走路との分岐です。
殆ど水平な登山道を進むと権現岳の巨岩に到着します。
権現岳山頂。定員二名程度の広さです。皆さん順番待ちして写真を撮ろうとしていたのに、中高年グループがどっかり腰を据えて動こうとしません。挙句の果てに大声で携帯電話をかけはじめる始末。権現様ぁぁ、このジジイ共にどうか天罰を。
三つ頭への登山道から振り返る権現岳。足場が悪いのは最初だけ。
前方には三つ頭への稜線が望めます。
三つ頭到着。標高は2580mほど。八ヶ岳南部のパノラマが広がります。
ここから眺める権現岳は豪快な山容です。
赤岳は天を突くような三角錐。
観音平と天女山方面との分岐です。ここを見落とすとマイカー登山の人は悲惨な結末が待ってるので要注意。編笠山を登る時に見えていた右側の尾根が丁度下山ルートとなっています。
都市型公園には到底真似出来ないこの景観。
展望も良く楽しい尾根歩きが続きます。鹿も多く見かけました。
道標は甲斐小泉となっていますが、昨今は全行程をトレースする人は稀でしょう。
木戸口公園付近から権現ファミリーを望みます。
木戸口公園には真新しい道標が建っていました。甲斐小泉コースの道標は朽ち果てているものが多いので安心しますね。
更にしばらく下りるとヘリポートと言われる場所に着きます。
ここだけ樹林が途切れてザレた砂地が広がります。南アルプスや奥秩父方面の嬉しい展望ポイントですね。
セミの鳴き声にうんざりしながら更に下ると「延命水」に到着。残念ながら動物のヌタ場と化しているようなので飲用不適です。
いい加減にしろよというくらい下るとようやく遊歩道と合流します。観音平へはこの遊歩道を右方向に20分ほど歩くだけです。
観音平到着。入り口の看板には熊注意の張り紙が・・・知らなかった(汗)。
観音平の駐車場から夕昏の権現岳。お疲れ様でした。ほんとは一泊したかったぁぁ。








駐車場 |
観音平に未舗装駐車場あり。早朝に到着しないと満車になりやすい。 |
この記事に関する内容はあくまで主観的な印象を綴ったものです。
もし、登ってみようかなと思われたら、面倒でも最新の情報を収集されるようにお願いします。登山道は季節により変化します。年数を経れば様変わりもしてしまいます。無理をしない山行で楽しい想い出を沢山つくってくださいね。
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