群馬の山 黒檜山 訪問日2013年05月06日 天候 晴れ


黒檜山アプローチ
群馬 赤城 黒檜山  黒檜山に向かうにはとりあえず赤城山を目指せば良いと思います。北関東自動車道を使った場合は、国道17号線のバイパスを利用して4号線へと向かいます。あとは大鳥居をくぐったりしながら赤城山まで一本道。小沼方面からの16号線を使っても良いのですが、カーブが多く幅員も狭いので、ドライブではなくハイキング目的ならば素直に4号線を利用したほぉが良いですね。大沼湖畔には無料の公共駐車場が整備されており公衆トイレもあります。
●黒檜山
黒檜山は赤城山の盟主として、赤城山の中でもっとも良く登られている山のひとつでしょう。黒檜山のみの往復よりも、黒檜山と駒ケ岳を組み合わせた縦走が好まれているようです。赤城山は複式火山なので、黒檜山は云わば外輪山を形成している峰々のひとつです。地質的には噴火とともに山体の大崩壊を引き起こしたようで、地蔵岳までの活動を含めれば相当に長い火山活動を経て、現在の地形になったと考えられます。かつては群馬に聳えていたであろう富士山のような赤城山にも、登ってみたかったなぁと空想してしまいます。また、黒檜山は地の利も良いことから、冬山入門にも適した山です。

黒檜山 ハイキングルート

群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
帰路の周回を考えて、駒ケ岳からの下山口に近い湖畔の駐車場を利用します。



群馬 赤城 黒檜山
車道を黒檜山登山口まで歩いて向かいますよ。黒檜山は登る前から全体像が見えてしまうので、ある意味ツライかも知れんです。


群馬 赤城 黒檜山湖畔沿いからのんびりと地蔵岳と大沼の眺め。


群馬 赤城 黒檜山黒檜山の登山口に到着。なんだろ、この夥しい看板の数々。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山最初から巨岩累々の急登。お約束な感じです。さすがに春はここまでやってきていないのかな。まだまだ、冬の風情です。



群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
黒檜山から派生する尾根に乗っかるために、登山道は斜上していきます。丁度日陰になってしまって薄っくらいです。



群馬 赤城 黒檜山
道は尾根に乗っかって黒檜山の頂稜まで一直線。火山の外輪山を内側から登ると大抵急登が待っていますな。



群馬 赤城 黒檜山
こぉいう箱庭的景観って楽しくありません?。中央火口丘と外輪山の隙間に大沼が出来たって感じが良く伝わります。


群馬 赤城 黒檜山ほれ、この急登。ツライぜ。


群馬 赤城 黒檜山眼下には赤城神社が見えてます。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
ひたすら登っていくしかありません。



群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
急登と平坦地を繰り返しながら、どんどん標高をあげていきます。赤城山一帯の樹林はなかなか美しいのです。



群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
登っては振り返り、また登っては振り返り。



群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山黒檜山は樹林で覆われているものの、展望が広がる場所が随所にあって、楽しく登ることが出来ますね。


群馬 赤城 黒檜山こんな素敵な小道が点在していますよ。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山 で、次第に笹が増えてくると益々の急登になってきます。


群馬 赤城 黒檜山最後の辛い登りを乗り切ると傾斜も穏やかに。


群馬 赤城 黒檜山分岐です。赤城山の三角点がある山頂は登山道からちょっと外れているんですね。


群馬 赤城 黒檜山 赤城山の山頂に着きました。木立に囲まれていますが、小広くてとても明るい雰囲気の山頂です。


群馬 赤城 黒檜山
一番目立つのは上州武尊。春なので遠景の展望はちょっと厳しいかな。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
山頂は云わば北峰と言えるような高みです。展望も良いのでスルーしては勿体無いです。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
分岐に戻り笹の多い穏やかな山頂を更に進みます。

 


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
赤城大神が祀られる黒檜山南峰。
ここからは小沼の火口湖も眺められます。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
山頂から駒ケ岳方面へと下って行くと、すぐに花見が原方面との分岐があります。


群馬 赤城 黒檜山
駒ケ岳に至る稜線。背景には大沼や小沼、地蔵岳などが望めます。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山見下ろしていた駒ケ岳が見上げるほどの高さになると、丁度黒檜山と駒ケ岳の暗部。広々とした明るい笹原が続きます。一帯は大ダルミと呼ばれています。


群馬 赤城 黒檜山振り返ると黒檜山の大きいこと。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
駒ケ岳へとたおやかな起伏が続きます。


群馬 赤城 黒檜山樹林帯ではありますが、かなり明るい草原的な印象。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山駒ケ岳への登路は緩い登りと平坦部を交互に繰り返す感じ。のんびりと歩けますね。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山
駒ケ岳への最後の登り。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山駒ケ岳はおおらかな峰ですが、山頂そのものは案外狭いようです。しか〜も例によって中高年の団体さんが宴会場として占拠。後から訪れたハイカーをドヤ顔でガン見するのは止めて頂きたい。


群馬 赤城 黒檜山ムカついたので駒ケ岳の山頂はスルー。

 


群馬 赤城 黒檜山ゆるやかに下っていく正面には小沼が見えています。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山稜線に別れを告げて大洞方面への下り道。鉄階段と電光形の登山路で一気に下ります。


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この辺りも樹林が綺麗。


群馬 赤城 黒檜山群馬 赤城 黒檜山こぉいう登山道の下りはとっても早いと良く言われます。いやいや、早いんじゃなくてゆっくりと落下してるんです。だって、止まれないんだもの。


群馬 赤城 黒檜山というわけで登山口に無事下山。お疲れ様でした。


●駐車場
大沼周辺の無料駐車場を利用します。

●トイレ
無料駐車場や赤城神社などにあります。
●登山道
黒檜山は火山由来の岩石がゴロゴロしてるので足を傷めないようにしましょう。登山道としてはファミリーハイクでも安心なレベル。
●備考
黒檜山では数えきれない程の登山者と遭遇しましたよ。駒ケ岳の山頂でデカイ面して山自慢してた中高年共はムカついたですよ。
●主観的所要時間
大沼駐車場起点の黒檜山から駒ケ岳への周回ルートで3時間半程度(休憩時間含まず)
●黒檜山周辺の地図


この記事に関する内容はあくまで主観的な印象を綴ったものです。
もし、登ってみようかなと思われたら、面倒でも最新の情報を収集されるようにお願いします。
登山道は季節により変化します。年数を経れば様変わりもしてしまいます。
無理をしない山行で楽しい想い出を沢山つくってくださいね。

 

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