●月山アプローチ
国道121号線をひたすら走って川治温泉手前、または五十里湖から栗山方面に左折します。八汐湖を通過して栗山中を過ぎて暫く走行して自在寺で左折。ここから日蔭牧場への道となります。最初のゲートは閉まっているので通過後に必ず閉めてください。その他の
ゲートは状況により開放されている場合もあります。牧場を過ぎるとまもなく栗山ダムサイトの駐車場に着きますが、ヤシオツツジのシーズンは歩行者も多いので注意しましょう。なお、ビーフピアでイベントある時は混雑します。
●月山
月山はヤシオの山として有名です。うまく開花期にあわせれば、「花のトンネル」という言葉も誇張ではないことが判ります。ヤシオツツジの情報ばかりが先行してしまいますが、月山は展望の山としても秀逸ですよ。女峰山の眺めや関東平野に続く栃木県域の山並みは見飽きることがありません。登山道は利用過多の影響なのか、崩れて歩きにくい箇所もあります。 特に鎖場コースは表土が剥離してしまった箇所も多いので要注意。
栃木の山 月山
月山(がっさん) 1287m
栃木の山 月山 訪問日2014年05月03日 天候 晴れ
月山 ハイキングルート
栗山ダムの駐車場。相変わらずムダに広い感じ。
女峰山の山頂には雲が懸かってしまって良く見えません。
ビーフピアでは日光市のイベントが開かれていましたよ。仮設テントやらトイレやらがあってすごい賑わいです。
で、子供等の遊び場と化した登山道。なかなか譲ってくれません。
登り口に階段設置しちゃえば良いのにね。
尾根に登ると既にアカヤシオは満開状態。
爆発的に咲いています。自然に薄笑いを浮かべてしまうおっさんであった。
まだあまり落花していないようですね。有り難や〜。
本日は午後から登山なのでクソ暑いのです。
アカヤシオを求めて更なる高みを目指します。
尾根筋はどちらを向いてもアカヤシオ。
尾根の両側にそれぞれ群生しています。
よく見ると色の違いがあるようです。
尾根上部になってくると満開とは言えないようですね。
それでも手が届くと所に沢山咲き誇っています。
対面の斜面も薄ピンク色。この時期だけの独特の景観。
月山の西尾根は可愛い小さな尾根です。アカヤシオに見とれていなかったらもっと早く登れそう。
頭上ばかりでなく足元にも注意。
この時間になると登る人は少なく殆ど下山する人々ばかり。
夫婦山方面を望みます。本来、月山と合わせて登る時間は十分にあるのですが、アカヤシオが楽しすぎていつも時間切れに。
西尾根で一番高いピークまでもう少しです。
栗山ダムが望めます。う〜ん水がない。
アカヤシオのアップ。
遠目に見ると子供が作った造花の花のようにも見えたり。
月山と西尾根との鞍部。東側に下る道は栗山ダム方面に降ります。
頂上直下もアカヤシオだらけ。
遠く高原山を望みます。雪が全然な〜い。
月山山頂です。前回の満員電車のような山頂と較べたら嘘のような山頂。
アカヤシオと新緑の山々。
眼下に見えるのは今市ダム。
帰路はいつもの鎖場コースを辿ります。
最初のピークは巻き道の方が悪いので稜線通しが良いです。巻き道が絶対安心というのは単なる都市伝説。
この辺りのアカヤシオも色が濃くて綺麗です。
岩場のピーク。前回はカメラおっさん達がウジャウジャ張り付いていて気色悪かった。このピークは行き止まりです。
花のアップを撮る時はちょっと太陽が陰ってくれたほうが具合が良いですね。
稜線上の小さな岩コブを幾つか越えていくのでこんな場所もあったりします。
鎖場コースの稜線は狭く切り立った場所も多いので、花に気を取られないように要注意。
このこ辺りまさにピンク色のトンネル状態。
鎖場コースの一番楽しい部分ですね。
そろそろ稜線とはお別れです。
小さな鎖場を降りていきます。この鎖場が名称の由来なんでしょうかね。
鎖場周辺から月山を振り返ります。アカヤシオの衣を羽織っているようです。
夫婦山方面。
最期はどろんこの道を下っていきます。ちょっと表土が流出してしまいそうで心配ですね。
ビーフピア脇の登山口に到着。ブルーの表示板は無くなっていました。立木に赤でペイントした文字が目印。
ビーフピアから月山を改めて眺めます。やっぱり地形的に変なのでここは栗山ダムの残土置き場だったのかな。
帰路、再び晴れてきましたよ。お疲れ様でした。
●駐車場
栗山ダムサイトにひろ〜い駐車場。
●トイレ
あまり清潔ではありませんが駐車場にあります。
●登山道
危険な場所はありませんが花に見惚れていると危ないです。
●備考
月山では沢山の登山者と出会いました。
●主観的所要時間
２時間程度もあれば周回出来ます(休憩含まず)。
●月山の周辺地図
この記事に関する内容はあくまで主観的な印象を綴ったものです。
もし、登ってみようかなと思われたら、面倒でも最新の情報を収集されるようにお願いします。
登山道は季節により変化します。年数を経れば様変わりもしてしまいます。
無理をしない山行で楽しい想い出を沢山つくってくださいね。