富山の山 赤牛岳など 訪問日2011年08月13日 天候 晴れと曇り


水晶岳・赤牛岳アプローチ
赤牛岳水晶岳へのアプローチはこれといった定番はありません。入りたい場所から入る、これは赤牛岳にも言えることですね。それだけこのふたつの山々が北アルプスにあって如何に奥深い場所に立地しているかの証でもあります。赤牛岳に限って言えば黒部から読売新道を登路として利用する方法があります。それでも山頂に立てるのは二日目。赤牛岳のみを目的にしても三泊四日はかかりそうです。なので、やはり縦走計画に組み込むのが効率の良い方法ですね。ダムサイトから平の渡しまで定期船が就航して、読売新道ヒュッテなんてのが赤牛岳に出来れば、劇的に変化するかも知れません。
●水晶岳・赤牛岳
水晶岳は北アルプス最深部のシンボルのような山岳。周辺の山々から常に望める双頭の黒々とした岩峰は強い印象を与えます。東面は幾つものカールを抱いて、高山植物の豊かな山でもありますが、百名山ブームで登路周辺は少々荒れ気味です。赤牛岳と読売新道は北アルプス一般登路の卒業コースのようなもの。様々な要素が凝縮した水晶岳から黒部へのコースは、一度は歩いておきたい極上コースです。近年、逆コースで頑張る強者も増えており嬉しい限りですね。

水晶岳・赤牛岳 ハイキングルート

雲ノ平かなりパッとしない感じの朝です。
もよよ〜んとした空ですな。


雲ノ平雷鳥の子供さんです。気がつけばそこら辺りにワラワラと雷鳥のお子様方が駆けまわっております。


祖父岳雲ノ平の縁を大きく迂回してから祖父岳を登ります。山頂手前での急登が辛いのですが、なんとなく天候回復の兆しが。


祖父岳雲ノ平は雲の底だったので悪天のように感じたのかな。祖父岳山頂はギリギリのラインで雲海の上に頭を出しています。その雲海も日の出とともに大きく動き出しました。


祖父岳朝の水晶岳。雲が取れてきましたよ。シルエットで浮かび上がる様はまさに山名どおりの黒岳。


祖父岳朝の三俣蓮華岳。こっから眺めると立派な山容ですねぇ。4連で連なるカール地形がお洒落です。手前は黒部源流地帯。


祖父岳岩苔乗越に向かう途上から眺めた主脈の稜線。


祖父岳鷲羽岳と槍ヶ岳。どちらを見ても名山ばかりですね。


祖父岳本日、なんとか訪問したい赤牛岳。後方背景は浄土山や雄山などの立山連峰。


祖父岳再び雷鳥さんと遭遇。警戒態勢です。


祖父岳岩苔乗越手前のピーク付近。日本庭園のような佇まいです。


水晶岳岩苔乗越から北ワリモ分岐に復帰しました。ようやく先に進むことが出来ます。北ワリモ分岐から水晶小屋までは平坦な道と緩い登りが続きます。


水晶岳湯俣川方面を望みます。周囲の色彩からかけ離れている硫黄尾根が目立っています。


水晶岳水晶小屋へ向かって緩々と登って行きます


水晶岳祖父岳と雲ノ平。かな〜り急いだものの既に時間が切迫しています。奥黒部ヒュッテへの希望的到着時間から逆算すると写真など悠長に撮影している暇はないない。


水晶岳水晶小屋に着きましたよ。小さいながらも小綺麗にまとめられています。毎年シーズンになると布団一枚に三人で寝たとか、数々の伝説を叩き出している小屋でもあります。確かにこの立地ではどんなに満員でも宿泊を断る訳にはいかないでしょうね。


水晶岳野口五郎岳へと続く裏銀座縦走路です。中間に見えているのが真砂岳で右側のピークが南真砂岳。湯俣方面へと下りれます。


水晶岳しばらく道標を眺めながら思案中。天候と時間と体力とその他諸々。ここを過ぎたらエスケープルートはありません。 


水晶岳あぁ〜、でも赤牛岳と読売新道の魔力には勝てないのです。この単語を耳元で囁かれたら誰だって抵抗出来ないですがな。 


水晶岳明日到着予定の黒部のダムサイト。水晶小屋から見えちゃうのがかえってプレッシャーとなりますなぁ〜。


水晶岳天候はいまひとつですが雷になるような蒸し暑さではないし、風も動いているので大丈夫でしょう。行きます。


水晶岳水晶小屋から水晶岳の岩峰までの間は平らな高原状の路が続きます。高原状と言っても既に標高は2900mを超えています。


水晶岳緩やかな起伏が続く水晶小屋方面を振り返ります


水晶岳水晶岳は頂上付近だけちょっとした岩場になっています。が、転落するほど恐ろしい雰囲気ではありません。三点支持をする程シビアな場所はないようです。


水晶岳頂上付近の登路。道はしっかりしていますが、登山者の増加によって崩壊している場所も沢山あります。歩きにくくても道幅をこれ以上広げないように我慢しましょう。


水晶岳東側のカール斜面は以前と変わらずのお花畑。


水晶岳でも、登山道周辺は激変してしまったように感じます。百名山ブームの影響でしょうか。行き交う登山者が多いので度々立ち止まりながら進みます。

 


水晶岳沢山の登山者で大賑わいの水晶岳山頂です。ちょっと休憩するスペースもありませんなぁ〜。


水晶岳なので、目の前に見えている北峰に向かいます。ちょっと標高は低いですが空いてそうだし。


水晶岳水晶岳の北峰で大休止。北峰から南峰を望みます。たったこれだけ移動しただけで山自慢の大声から救われます。中高年の方は頂上で山の自慢話を必死でするのは止めたほうが良いですな。特におばさん連中を率いたおっさんは厳重警告です。あんたらうるさい。マジうるさい。


水晶岳北峰から先の読売新道はこんな感じ。行き交う登山者は水晶岳山頂までと較べて極端に少なくなります。 登山道も必要最小限の情報表示となります。なので、かなり楽しいのです。


水晶岳水晶岳北側の核心部です。折重なる岩峰と爆発したような岩屑の斜面。錯綜した二重山稜。男前な風景ですなぁ〜。


水晶岳眼下には高天原の小屋が見えていますよ。室堂や五色ヶ原で停滞しなければ、一日を費やして訪問する予定でした。次回までおあずけです。


水晶岳周囲の景観は岩の海で圧倒されますが、読売新道の道筋はしっかりしているので大丈夫です。


水晶岳幾つかの岩峰を巻いたり登ったりしながら越えていきます。


水晶岳やはりカール地形となっている東側が急峻。水晶岳直下の下降が一段落すると稜線も細くなって辿るべき進路が判断しやすくなります。


水晶岳前方に温泉沢の頭が大きく見えてくると、次第に水晶岳のエリアから離れていきます。同時に岩の海は次第にハイマツの多い稜線へと変化し穏やかな表情となっていきます。


水晶岳眼下に見える大きな池は水晶池のようです。


水晶岳温泉沢の頭に向かって進みます。この辺りはまだ2900mほどの標高がありますが、見た目以上に細かいアップダウンが続きます。


水晶岳険しいカール地形もここまで来ると穏やかな雰囲気になって来ました。


水晶岳読売新道が温泉沢の頭に向かって刻まれています。一般登山道なので道が荒れているわけではありませんし、転落するような危険箇所も少ないです。全般、楽しく安全に歩けるので大丈夫。


水晶岳温泉沢の頭に到着しました。もうお手上げ状態の悪天になってしまったら、こっから高天原に一旦避難するのも良い考えです。
赤牛岳一帯は野口五郎岳と同様、信じられないほどの強風が吹く場合があるようです。無理をして稜線でビバークするよりも、高天原で温泉に浸かってたほうが賢いです。


赤牛岳温泉沢の頭から望む威風堂々の赤牛岳。あぁ〜、なんて気持ち良さげな稜線なんでしょうかぁ。


赤牛岳温泉沢の頭辺りを境になんだか地面が赤くなって来ましたよ。


赤牛岳振り返ると水晶岳周辺の岩は黒々としていますね。地質が明確に分かれていて面白いです。


赤牛岳赤牛岳のエリアでは、細かいピンク色の砂地で山が覆われているようです。緑のハイマツや草地とのコントラストが独特の雰囲気を醸し出していますね。


赤牛岳東沢谷を挟んで野口五郎岳から三つ岳の稜線と対峙します。あちらのお宅も大邸宅ですなぁ〜


赤牛岳この辺り、赤牛岳だけが持つ独特の雰囲気です。砂地の小道を辿り大岩をピョンピョン飛び移り、なんて楽しい縦走路なんでしょうか。赤牛岳周辺はやはり山の幸福が溢れている場所でした。


赤牛岳一番後方に見える黒っぽいピークが温泉沢の頭。重なりあってますが長大な稜線を縦に見ています。


赤牛岳このようなピークを登ったり、巻いてみたり、実際に歩いてみるとなかなか手強いですね。けれどもこれだけ長大な雲上の稜線を独り占め出来るのですから、北アルプスでも貴重で有り難いエリアです。


赤牛岳ようやく美しい三角形を描く赤牛岳も間近に迫って来ました。・・・時間的に厳しいかなぁ〜。後は極力休憩を減らすのみ。


赤牛岳赤牛岳の頂上直下。あぁ〜、誰もいない北アルプス最深部は最高。


赤牛岳・・・誰もいないどころか赤牛岳山頂はきっちり賑わっていましたぞ。


赤牛岳山頂で出会った団体さんは途中でテント設営するようです。実は、テント設営に最適な場所が確かにあります。写真を掲載して場所を特定してしまうと、指定地以外での設営を奨励してしまうようなので止めておきますが。朝の5時から登り始めたということなので、パーティの中に体調不良の方がいたのかも知れません。


赤牛岳山頂部が雲に覆われた薬師岳。赤牛岳は東西を薬師岳と野口五郎岳という巨大な山々に挟まれています。両側に壁があるような感じです。山の深さをしみじみと感じる一時です。


赤牛岳赤牛岳山頂から望む水晶岳の雄姿。水晶岳が最も豪快且つ美しく望める場所です。


赤牛岳ゆっくりしたいところですが読売新道はここからが核心部とも言えます。奥黒部ヒュッテまでの長い下りが始まります。時刻は2時過ぎ・・・前回よりも2時間遅れで下山開始、微妙な感じです。


赤牛岳東沢方面は近年更に大きく崩壊してしまったようですね。かつてハイマツに覆われていた稜線は跡形もなく消えていました。


赤牛岳稜線を下り始めると正面に黒部湖が望めます。嬉しい気持ちよりもあまりの遠さに唖然とするのが正直な感想。


赤牛岳しばらく安定しない厳しい登山道が続きます。室堂からずっと歩いてきてここが一番緊張した場所ですね。崩壊は現在も進行中のようで、今後、周辺のルートがどのように変化してしまうのかとても気がかりです。


赤牛岳赤牛岳からの下り始めだけはあまり慌てずに慎重に下りましょう。慌てると数秒で東沢に辿りついてしまうかも知れません。


赤牛岳崩壊が進む登山道を慎重に下ると7の標識。赤牛岳山頂と奥黒部ヒュッテ間を8等分して数値で表現しています。なので、どの程度歩いたのかの良い目安になります。まぁ、多少がっかりする場合もあるかも知れませんが。


赤牛岳途中、ビバーク可能な場所は何箇所かあるので、読売新道を登路とした際の時間切れには何とか対応出来そうですね。ただし、水場は皆無です。


赤牛岳6の道標に到着。まだまだ周囲の眺めは良いですね。東沢を挟んで烏帽子岳とにらめっこしながらの下り道です。


赤牛岳振り返ると赤牛岳の東面が実に格好良いのです。口元ノタル沢の源流地帯は崩壊が激しく男性的な様相です。


赤牛岳5の標識に到着。周辺は草地と灌木帯が交互に現れる感じで、次第に読売新道らしい表情になってきましたよ。 


赤牛岳草原にある4の標識を過ぎると本格的に樹林帯に突入。こっから奥黒部ヒュッテまでは視界の利かない深い森の中をひたすら下降します。


赤牛岳3の標識に到着。巨岩と巨木と巨大カエルの攻撃にかなり精神的に追い詰められてきましたよ。道はしっかりしていますが木の根や滑りやすい苔むした大岩が続きます。 やはり10日分の荷物が仇となって下りなのにスピードが上がりません。


赤牛岳2の標識に到着。巨岩が折り重なった暗がりや大きな古木のウロには何か潜んでいるのではないかと気になってしまいます。「もののけ姫」の世界ですな。


赤牛岳1の標識に到着・・・暗くなってしもた。さて、3、2、1の標識を辿る間に幾人かの単独行の登山者と出会いました。こんな時間に登るなんて皆さん強者ですなぁ〜。心配して聞いてみると、暗くなったら登山道にテントを張るとのこと。少しでも高度を上げておけば水晶岳への行程が楽になるということですね。前回は誰にも逢うことなかった読売新道も、いつのまにか人気コースになっているようです。


赤牛岳翌朝の奥黒部ヒュッテ。前日はテント泊をあっさり止めて小屋泊まりに変更。念願のお風呂にも入れましたよ。また、管理人のあんちゃんの優しさと気遣いには心から感謝です。奥黒部ヒュッテのトイレはリニューアルしたようで、とても清潔な水洗トイレになっていました。テント泊の場合もこのトイレを使用します。水場は小屋前にあります。


赤牛岳この小さな標識から読売新道は始まります。・・・この素っ気無い標識の先には北アルプス屈指の豪快な稜線歩きが待っているわけです。


赤牛岳キャンプ指定地に刺さっているちっこい標識。こりゃ、気づかないでしょ。


赤牛岳東沢を渡る丸木橋。増水したら流れてしまいそう。 


赤牛岳・・・マジですか。


赤牛岳・・・嫌がらせですな


赤牛岳振り返ると赤牛岳の稜線が・・・。あの高みから降りてきたんですねぇ〜。さて、今回は親不知から歩いてきた方とか、赤牛降りてきて今度は五色ヶ原方面に登り返す人とか、池ノ平山から剣越えてきた人とか、アルペンルート使わずに黒部平に降りてきた人とか、いろんな方にお逢い出来ました。皆さん、オリジナリティ溢れるプランで山と向きあっておられるようで、とても感心しました。こ〜いう方々がいらっしゃる限り、ボクもまだまだ頑張らねばと思いましたよ。


赤牛岳さて、黒部の水平道は近年各所での崩落が激しいようで、随分様変わりしてしまった印象です。平の渡しまでは木製の梯子や桟道が連続したアップダウンの激しい道です。崩落してもなおここまで毎年丹念に修復し、登山者が安全に歩けるように努力を続けている方々に心底感謝する次第です。なので、歩いていても道の悪さに腹が立つより、有り難いという気持ちの方が勝るのです。


赤牛岳黒部の激しい流れの音が止み、眼下の水面も入浴剤のような色味になってくると、前方には懐かしい立山の峰々が見えてきます。9日前にあそこからスタートしたんだなぁ〜と思うと感慨も一潮です。 


赤牛岳道端の右手にこんな看板が並んでいる場所に出ると平の渡しに到着。以前よりも手前が発着場所になったのですね。便数はあまり多くないので、発着時間だけは勘違いしないよう用心しましょう。勿論、乗船は無料です。


赤牛岳可愛い渡し舟がやって来ました。スピードはとてものんびりしています。なので、乗っている人とこれから乗る人のお見合い時間が長いのです。お互いなんとなく照れますなぁ〜。乗船と下船はせっかく無事に下山したのですから、黒部湖に落ちないよう注意しましょう。


赤牛岳針の木方面を眺めながら数分程度のクルージングです。湖面を渡る風が心地よいのです。


赤牛岳対岸に渡って平の小屋で少々休憩。五色ヶ原に向かう登山道ですが、もう、お腹いっぱいです。また今度ね。 


赤牛岳渡し船は一日5便ほどあるようですが、実際に奥黒部ヒュッテや黒部ダムへの到着時間を考慮すると使える便は限られます。


赤牛岳夏です。そこら辺り全部が夏。夏、夏、夏。なので、熱中症寸前です。平の渡しからロッジくろよんまでかなり辛いですぞ。二箇所ほど大きく入江になっている部分を回り込むので精神的にもダメージが。実際、単独の方や二人連れの中高年登山者がバテてしまって歩けなくなっていましたよ。特にロッジくろよんの建物を目前にしながら大きく迂回する時は、疲れもピークなので心が壊れそうです。


赤牛岳扇沢を起点にして針ノ木谷や船窪岳辺りを探索するのも面白そうですね。但し、避難小屋もそのままでは使えない状態なのでテント持参が必須条件かも。 


赤牛岳ようやくロッジくろよんに到着。自動販売機があったのでジュースをガブ飲み。こっから先はダムサイトまで遊歩道となっているので長かった縦走も一応終了です。日数が長かったので荷物の重さに負け続けた9日間でしたが、それなりに面白かったですよ。行程を小さめに区切ったのが幸いして、ゆっくりと稜線で過ごす時間がありました。やはり、いろんな意味で若い頃とは違うので無理しないのが一番のようです。お疲れ様でした。

 

 



●駐車場
扇沢ターミナルに無料の巨大駐車場があります。路肩駐車は交通渋滞を招くので駄目。
●トイレ
雲ノ平キャンプ指定地、水晶小屋、奥黒部ヒュッテ、平の小屋、ロッジくろよん、黒部ダム、扇沢駅などにあります。
●登山道
夏山シーズンは雷注意です。水晶岳からの下降路は稜線が広いので道迷い注意。赤牛岳山頂からの下降路は崩壊箇所の通過時転落注意。黒部水平道は崩落箇所が多く梯子や桟道が続きます。意外に時間を食うので余裕のある計画をたてましょう。
●備考
雲ノ平のキャンプ指定地は広いのですが、実際に快適にテント設営出来る場所は意外に少ないので要注意です。シーズン中は遅い時間に到着すると設営場所を探すのに一苦労。祖父岳からは直接キャンプ場には下れず大きく迂回する必要があります。また、料金を雲ノ平山荘まで払いに行く必要があるので、余裕を持ったプランをたてるのが賢明ですね。奥黒部ヒュッテのキャンプ指定地は黒部の流れに近いフラットな砂地のキャンプ場。なので、快適に設営でき水はけも良さそうです。今回は小屋泊まりでしたが前回利用時は安眠できましたよ。トイレや水場は小屋を使用することになりますが、殆ど隣接している環境なので問題有りません。トイレは水洗で新しくてとても綺麗です。ロッジくろよん先にあるタンボ沢キャンプ場はアルペンルートの最終に間に合わない場合などに重宝しそうです。利用者も少なそうなので意外に穴場かも。
●主観的所要時間
雲ノ平キャンプ指定地から北ワリモ分岐までは2時間半程度(休憩含まず)。北ワリモ分岐から水晶小屋まで1時間程度(休憩含まず)。水晶小屋から水晶岳まで50分程度(休憩含まず)。水晶岳から赤牛岳まで3時間程度(休憩含まず)。赤牛岳から奥黒部ヒュッテまで4時間半程度(休憩含まず)。奥黒部ヒュッテから平の渡しまで2時間強程度(休憩含まず)。平の渡しから黒部ダムまで4時間程度(休憩含まず)。何れも荷物の量や本人の贅肉と心の状態に応じて変化しますので参考程度です
この記事に関する内容はあくまで主観的な印象を綴ったものです。
もし、登ってみようかなと思われたら、面倒でも最新の情報を収集されるようにお願いします。
登山道は季節により変化します。年数を経れば様変わりもしてしまいます。
無理をしない山行で楽しい想い出を沢山つくってくださいね。

 

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