群馬の山 水沢山 訪問日2016年03月20日 天候 晴れ


水沢山アプローチ
群馬 水沢山水沢山に向かうには関越自動車道の渋川伊香保インターで下車。あとは、上毛三山パノラマ街道を道なりに走行すれば水沢観音に着きます。が、これでは遠回りではないかという方は、33号線の明保野信号で左折164号線に入ります。あとは、渋川カントリークラブで右折して、ゴルフ場を抜けて15号線に出て左折。すぐに水沢観音の大駐車場が見えてきます。駐車場は必ずしも登山者向けではないので、気になる方は帰路にでもお参りしていくと良いと思います。
●水沢山
水沢山は新期榛名火山に分類されるので、約一万年に形成された火山ということになります。東側から望むと端正な形から、小さな成層火山のようにも見えますが、実際は粘性の高い溶岩によって出来た溶岩円頂丘です。今回は水沢観音からの往復でしたが、複数車両があれば森林公園に横断してしまうのも良い方法です。実際、林道上野原線側から登れば労せずして山頂にたててしまいます。が、水沢山の良さは標高差580メートルの急登を頑張ることに尽きるので、是非、水沢観音側から登って欲しいと思うのでありますよ。

水沢山 ハイキングルート

群馬 水沢山群馬 水沢山
水沢観音の駐車場を使わせて頂きました。帰路に立ち寄ると言うことでご容赦。で、駐車場裏手の舗装路を登っていきます。


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林道っぽい道を進んでいくと水沢観音からの登山道と合流します。こちらの道には石灯籠が建っていますよ。


群馬 水沢山群馬 水沢山ほどなく登山口に到着。ここからきつ〜い登りが始まるわけです。


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登山口の様子。もはやどこの登山口でも定番と化してしまった、クマ出没注意の看板もありますな。


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木製の階段を見て多少ビビりましたが、「関東ふれあいの道」のような立派なだけで使い物にならん階段と違って、意外に歩きやすいのでありました。



群馬 水沢山群馬 水沢山お陰で鞍部までは丁度良い足慣らし。水沢山は麓から見上げると急峻で滑り台のような傾斜に思えますが、実際はこんな風に小広い平坦地があったりなどします。


群馬 水沢山水沢山を見上げます。全般植林などされていないので、明るく伸びやかな印象。葉を落とした雑木と敷き詰めた落ち葉が、いかにも上州の山らしい雰囲気を醸し出しています。


群馬 水沢山「お休み石」と呼称される場所。良い休憩ポイントになっていますよ。ここからが後半戦の怒涛の登りが始まる場所でもあったりします。


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写真では判りづらいのですが、かなりの急斜面につづら折りの道が刻まれています。


群馬 水沢山群馬 水沢山実際に登ってみると案外歩きやすかったりします。登山道のメンテナンスが行き届いているからでしょうかね。しか〜も、過去に登山者の事故があった場所には、看板が設置されており注意喚起をしていますよ。看板にはどのような経緯で事故が起きたのか説明がされており、良いアイデアだと思いました。


群馬 水沢山水沢山は登山口から山頂までを整数で10分割しており、自分の歩程がどのくらいなのか判るようになっています。数字が少しずつ増えていくと、自ずと頑張れる感じです。


群馬 水沢山樹林が消えると陽射しを浴びた石像様がお出迎え。


群馬 水沢山群馬 水沢山石像群が立ち並ぶのは陽射し溢れる好ましい場所。ここから山頂まではもぉ少し。


群馬 水沢山石像群は毎日こんな展望を楽しんでいるのですね。赤城山が遮るもの無く望めます。


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急登も終わってちょっと余裕。


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平坦な痩せ尾根を辿ると最後の登りが待っています。


群馬 水沢山山頂に到着。三等三角点がありますよ。


群馬 水沢山山頂からの展望は雄大。山座同定に苦心中。


群馬 水沢山榛名の山々。相馬山とか榛名富士とか二ッ岳とかいろいろ。


群馬 水沢山北の方角は十二ヶ岳とか小野子山とか子持山とかいろいろ。


群馬 水沢山東の方角は赤城の山々。黒檜山とか地蔵岳とか荒山とか鍋割山とかいろいろ。


群馬 水沢山相馬山のアップ。榛名を代表するツラですな。


群馬 水沢山なぜか未だに訪問していない二ッ岳。単独で訪問するには物足りない感じが登り残した原因かも。


群馬 水沢山山頂から北と東の方角を望みます。


群馬 水沢山山頂から南と西の方角を望みます。


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山頂の標柱。てっぺんに乗っけられて迷惑顔のDeadBear。


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少しだけ雪が残っていたので、DeadBearとSnowManのコラボ。


群馬 水沢山群馬 水沢山
水沢山の標高はそれほどでもないけれど、榛名の山々のなかでも岬のように突き出した位置にあるので、無類の好展望地なのでありますよ。


群馬 水沢山群馬 水沢山帰路は膝を傷めないようにゆっくり下山。


群馬 水沢山群馬 水沢山メタボな身体は物理の法則によって、下山というよりも落下しているような加速度がついてしまうのですな。


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石像群まで戻ってきましたよ。


群馬 水沢山群馬 水沢山立派な着衣とか全体の個数からこの石像群は十二神将なんでしょうかね。


群馬 水沢山鞍部に設置されたベンチで小休止。下山は適度な休憩も大切なんではないかと。


群馬 水沢山午後の斜光を浴びた水沢山。


群馬 水沢山この時間帯になってくると、雑木林も立体的な陰影がついて素敵なのです。


群馬 水沢山群馬 水沢山登山口を経て今度は水沢観音へと向かいます。


群馬 水沢山最初の建物が飯縄大権現。神仏習合の神なんですけど、水沢観音では本地は不動明王ってことになってるので、カラス天狗とかではないみたいです。で、不動明王も大日如来の化身なので複雑。


群馬 水沢山群馬 水沢山飯縄大権現の階段が本日一番の危険区域でありましたぞ。水沢の観音杉は樹齢700年ということで、樹木フェチのボクとしては猛烈に萌えてしまったのであった。


群馬 水沢山群馬 水沢山
水沢観音堂と仁王門。


群馬 水沢山群馬 水沢山
六角二重塔と鐘楼。


●駐車場
水沢観音の駐車場。

●トイレ
水沢観音駐車場にあります。
●登山道
登山口からは急登が連続しますが、よく整備された登山道なので危険な場所はありません。下山時に膝を傷めないように要注意。
●備考
水沢山では多くのハイカーの皆さんと出会いました。
●主観的所要時間
水沢山往復で約3時間程度(休憩含まず)。
●水沢山周辺の地図


この記事に関する内容はあくまで主観的な印象を綴ったものです。
もし、登ってみようかなと思われたら、面倒でも最新の情報を収集されるようにお願いします。
登山道は季節により変化します。年数を経れば様変わりもしてしまいます。
無理をしない山行で楽しい想い出を沢山つくってくださいね。

 

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