茨城の山 筑波山 訪問日2015年2月11日 天候 晴れ


筑波山アプローチ
茨城 筑波山筑波山へロープウェイを利用して登る場合は、筑波山神社前を過ぎて更に車道を登っていきます。ロープウェイ駅舎前の駐車場は有料となっています。同様にケーブルカーの起点となる神社周辺の駐車場も有料です。神社から山頂に至る登山道はは御幸が原コースと白雲橋コースがあります。ロープウェイから山頂に至る登山道はおたつ石コースがあります。その他、筑波山北面からの登山道などがあります。人混みを嫌う方は北面からの往復がお薦め。
●筑波山
筑波山は八溝山から続く山地の南端に位置し、周辺の山々とともに筑波山塊を形成しています。眺める方角によっては秀麗な独立峰にも見えます。古来から信仰の対象となっていたことは様々な文献からも窺い知ることが出来ます。筑波山には男女の神様が祀られており、それぞれ男体山と女体山に本殿があります。なので、麓の筑波山神社は双方の神様を仰ぎ見る拝殿ということになりますね。また、山全体がご神体となっており、現在まで豊かな自然が壊されずに残されてきた一因ともなっています。

筑波山 ハイキングルート

茨城 筑波山今回の登山口となるつつじヶ丘レストハウス。右手の建物が筑波山ロープウェイの駅舎となっています。


茨城 筑波山約6分の乗車で女体山駅に到着。駅舎後方の山が女体山。駅舎自体が既に山頂の一角と言えなくもないですね。


茨城 筑波山ロープウェイ駅舎脇から望む男体山。


茨城 筑波山もや〜っとしていますが霞ヶ浦なども望めます。筑波山は関東平野を望む一等地ですね。スカイツリーより高いんだしぃ。


茨城 筑波山茨城 筑波山ロープウェイ駅舎裏から女体山を目指します。この辺りは完全に遊歩道


茨城 筑波山女体山の山頂直下の稜線に出ると様相は一変します。大勢のハイカー達に磨かれた雪はツルッツルになって凍結。皆さん必死の形相で行き来しています。


茨城 筑波山茨城 筑波山女体山に祀られている筑波女大神はいざなみのみこと。


茨城 筑波山
露岩が折り重なる山頂は360度の大展望。でもちょっと狭いうえに岩の表面が凍っているので、景色をのんびり見ている余裕は皆さんありませんな。


茨城 筑波山御幸が原へと向かう下り道。凍っていたりシャーベット状になっていたりと、なかなか愉快でけしからん状態なのであります。


茨城 筑波山さすがに下り道は滑りますな〜。でもアイゼンを付けるほどではないところが悩ましい。


茨城 筑波山女体山と男体の中間地点である御幸が原に到着。


茨城 筑波山御幸が原の全景。正面に男体山と改修工事中の展望レストランとケーブルカー駅。筑波山の混雑にがっかりしている方はこの時期に訪問されるのが良いと思います。昨今の混雑は人災みたいなもんで神様のご神体である筑波山にとっても迷惑な話ですな。


茨城 筑波山工事中なので男体山への取り付き付近は騒々しいです。


茨城 筑波山筑波山って国定公園だったのですね。


茨城 筑波山茨城 筑波山男体山への登りも凍結していたりぬかるんでいたりで大変。


茨城 筑波山男体山山頂に到着。


茨城 筑波山山頂の社を望みます。かつては女体山とは対照的に禁制のお山であったようですね。


茨城 筑波山茨城 筑波山男体山に祀られている筑波男大神はいざなぎのみこと。


茨城 筑波山茨城 筑波山男体山から再び御幸が原へと戻ります。


茨城 筑波山3月半ばまでは改修工事のためケーブルカーは運休中。


茨城 筑波山御幸が原から女体山直下まで戻ります。


茨城 筑波山まったく悪意はないのだけれど、さすがに自然破壊の一翼を担ってしまった自身の登山靴が恨めしい。土壌流失を発生させてしまうのではないかと不安になるほどのどろんこ道です。


茨城 筑波山自然研究路は一部通行止めのようです。大規模な崩落によって登山道の一部が欠損してしまったらしいですよ。


茨城 筑波山茨城 筑波山女体山からつつじヶ丘へと下山します。岩と凍結とどろんこで甚だ厄介な状況。「大仏岩」まで下りると一安心です。確かに大仏様に見えなくもないですね。


茨城 筑波山「北斗岩」と呼ばれる巨岩。


茨城 筑波山おたつ石コースには巨岩が累々としていますが、こんなのんびりとした区間もありますよ。


茨城 筑波山茨城 筑波山「裏面大黒」と呼ばれる巨岩。大黒様の後ろ姿ってことですか?


茨城 筑波山「出船入船」と呼ばれる巨岩。確かに前後を違えた船が並んでいるように見えなくもない。


茨城 筑波山茨城 筑波山「国割り石」と呼ばれる巨岩。太古の昔、神様達が集まって線を引いたそぉですが、現在は登山者の休憩場所。


茨城 筑波山茨城 筑波山「陰陽石」と呼ばれる巨岩。


茨城 筑波山「母の胎内くぐり」と呼ばれる巨岩。ちゃんと中を通り抜けることが出来ますよ。


茨城 筑波山茨城 筑波山「高天原」と呼ばれる巨岩。上部には稲村神社があります。「弁慶七戻り」と呼ばれる巨岩。今にも落ちてきそうな巨岩の下を潜り抜けます。


茨城 筑波山茨城 筑波山「弁慶七戻り」を過ぎると筑波山神社方面とつつじヶ丘方面とに分岐します。樹間からは女体山の岩峰が望めます。


茨城 筑波山茨城 筑波山雪もこの辺りでは随分溶けてしまっていますね。普通に歩行できるのはありがたいですよ。


茨城 筑波山周囲の木々がつつじの灌木に変わるとつつじヶ丘高原と呼ばれる場所。視界が開けて実に気持ちの良いところです。


茨城 筑波山東屋やベンチもあってのんびり出来そうな場所ですね。


茨城 筑波山つつじヶ丘高原周辺までは観光客の方々も元気に登ってくるようです。


茨城 筑波山再びつつじヶ丘駅の駐車場。下りてきた女体山の山頂が遠く望めます。


茨城 筑波山帰路、車上から望む男体山。なんと秀麗で端正なラインなんでしょうかぁ。関東平野で人々が生活するようになった太古の昔から崇められてきたのも頷けますね。


●駐車場
ロープウェイつつじヶ丘駅に有料駐車場。
●トイレ
つつじヶ丘駅、女体山駅、御幸が原などにあります。
●登山道
女体山駅から女体山山頂や女体山駅から御幸が原までは登山道というよりも遊歩道。注意点は冬季の積雪による凍結などですね。御幸が原からの男体山や女体山からのつつじヶ丘への道は登山道らしい道となっています。一部岩の多い場所もありますが、子供連れのハイキングでも十分可能です。
●備考
女体山と男体山では数えきれない程の登山者と会いましたよ。ケーブルカーが運休中なので筑波山神社からも多くの登山者が登ってきていましたよ。
●主観的所要時間
二時間もあれば女体山と男体山を登ってつつじヶ丘駅に戻れそぉです(休憩含まず)。
●筑波山周辺の地図

この記事に関する内容はあくまで主観的な印象を綴ったものです。
もし、登ってみようかなと思われたら、面倒でも最新の情報を収集されるようにお願いします。
登山道は季節により変化します。年数を経れば様変わりもしてしまいます。
無理をしない山行で楽しい想い出を沢山つくってくださいね。

 

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