●唐沢山アプローチ
日光例幣使街道から唐沢山公園線に入ります。頂上手前に広い駐車場とトイレがあります。田沼側からは県立田沼高校を目印に向かうと良いでしょう。同様に頂上手前の駐車場に着きます。ここから唐沢山山頂までは登山道とは言えませんが、
「関東ふれあいの道」を歩いて諏訪岳まで訪問すれば、適度のハイキングが出来ます。
●唐沢山
唐沢山に山頂まで車で入ってしまうと登山というよりも史跡ハイクに近い感じです。駐車場をはじめ、売店やトイレなどもあり、歩道は良く整備されています。特に唐沢山神社付近の紅葉は有名で、多くの観光客が訪れます。唐沢山だけでは物足りない場合、「関東ふれあいの道」を利用して諏訪岳まで足を延ばすと良いでしょう。唐沢山から諏訪岳に向かう山道は里山らしい稜線を辿るもので、標高が低い割には変化に富んでおり、冬季であれば展望も期待できます。
唐沢山山頂の駐車場はレストハウス前と道路際のものと大きく二つに分かれています。併せて相当の台数分は確保していますが、それでも紅葉シーズンなどの週末はかなり混雑します。
駐車場脇には立派な公衆トイレが完備されています。
唐沢山の由来を解説した説明板。平安時代、一帯は藤原秀郷の居城であったとのこと。
史跡ムード満点・・・歴史散策ハイクです。
現在、山城跡には唐沢山神社が建てられています。なので、城跡だけれど参道ということになりますね。
一昨年に撮影した唐沢山の紅葉です。

駐車場から唐沢山神社に至る参道が紅葉のビューポイント。最盛期はカメラの三脚が並びます。

コンパクトカメラでも結構綺麗に撮れます・・・と、自己満足。

カエデの葉に陽光が逆光気味となる午後遅くの時間が狙い目かも。或いは早朝。

唐沢山神社の社務所付近まで、このような素晴らしい紅葉が見られます・・・黄葉かな。
今年はまだ早すぎました(汗)。・・・11月下旬でも黄葉しないって、やはり地球温暖化の影響かぁ。
唐沢山神社の説明板です。
この階段を登ると唐沢山神社。神社の建っている辺りが唐沢山の一番高い場所のようです。
唐沢山にも「関東ふれあいの道」の道標が・・・。「京路戸峠」への路がそのまま諏訪岳へと向かう路となります。いろいろな道標を見ても「諏訪岳」を直接指示するものは見当たりません。
唐沢山のピークを巻いていきます。

お山全体が史跡そのものですな。
殺風景な車道に出ました。

殺風景な車道付近にはハイカーをあざ笑うかのように迂回看板が・・・。少年自然の家の撤去工事に伴う迂回のようです。
少年自然の家の先にある謎なキャンプ場。廃業しているのか営業しているのか解りませんが、旧き昭和のアウトドアブームの名残といった風情。
袈裟丸山発見。キャンプ場を過ぎると「関東ふれあいの道」はそのまま諏訪岳まで導いてくれます。では、では、行ってきます。
帰りに寄った唐沢山の天狗岩。
唐沢山山頂一帯の案内図。歴史マニアにはたまりません。
天狗岩です。唐沢山では是非立ち寄りましょう。特に黄昏時がお勧め。下界の街の灯が少しずつ灯っていく有様は心に沁みますぞ。

遠く望む浅間山。多少近景になる赤城山。
南西には両神山をはじめとした奥秩父や西上州の山々。
●駐車場
山頂公園の駐車場。
●トイレ
駐車場に立派なトイレあり。
●登山道
危険な場所や迷いやすい場所はありません・・・というか、整備された公園の遊歩道。
●備考
唐沢山ではたくさんの観光客と出会いました。
●主観的所要時間
駐車場から30分程度もあれば一周して戻れます(休憩含まず)。
●唐沢山の周辺地図を見る

この記事に関する内容はあくまで主観的な印象を綴ったものです。
もし、登ってみようかなと思われたら、面倒でも最新の情報を収集されるようにお願いします。
登山道は季節により変化します。年数を経れば様変わりもしてしまいます。
無理をしない山行で楽しい想い出を沢山つくってくださいね。