●相馬山アプローチ
相馬山に向かうには関越自動車道の渋川伊香保インターで下車。あとは、上毛三山パノラマ街道を道なりに走行して、伊香保温泉を目指します。温泉街を抜けたらそのまま道なりに榛名山に向かいます。ヤセオネ峠を過ぎて、ロープウェイへの道を右に分けて間もなく左手に県営グラウンドが見えてきます。途中、「静かな湖畔」が鳴ってしまいますが我慢しましょう。駐車場にはトイレもありますが、季節によっては閉鎖されているので注意してください。
●相馬山
相馬山は新期榛名火山に分類されますが、現在の山容は複数の火山活動によるものなので成り立ちは複雑。大きな溶岩ドームとして成長した後、南東方向に崩壊。その後、現在の二ッ岳周辺での大噴火により北側の山体も失って現在に至っています。なので、相馬山の山容は榛名の山々の中でも、その急峻さが際立っています。登路はヤセオネ峠からと、磨墨峠からのルートがメイン。かつて使われていた森林公園方面からのルートは、現在使用禁止になっています。磨墨峠の名称はスルスと読ませるので、ちょっとムリがあります。スルスミではないんですね。本来は磨墨岩の形状から、石臼のことを指しているようです。